『製造業における記録・計算』
製造業における記録・計算は、企業の外部との活動だけでなく、製造過程という内部活動を原価の流れとして記録する必要がある。特に、製品の製造原価がどの様な原価要素によって成り立っているのか、原価数値として正確に計算しなければならない。このために、「原価計算」がある。原価計算によって、正確な原価を把握することができれば、財務諸表の作成にとって、重要な原価数値を提供することができる。また、経営管理上でも、作業別管理、部門別管理、工程別管理、製品別管理、労務管理など有効な管理が期待できる。(p.106)
産能短大通信教育部