『業績評価会計入門』
業績評価会計は、活動を実施した後で、その活動の良否を判定するための事後評価会計である。評価の対象としては、企業および個人がある。企業および個人が実施した政策が、どの程度実現したかを知るためには、業績を測定する必要がある。その役割を担うのが、業績評価会計である。企業の業績評価制度は、トップ・ミドル・ロワ-そして現場の作業員に至るまでその範囲に含めて、確立する必要がある。業績評価会計では、会計数値という共通の尺度によって、すべての活動を測定できるという特徴をもっている。(p.273)
同文舘