『業績評価』
業績評価にあたっては、評価対象である人間を物的な人間と見るか、あるいは精神的な人間と見るかによって、その内容が異なってくる。今日的な意味における業績評価は、民主的および参加的で人間重視の経営理念を前提としなければならない。業績評価を制度として導入するにあたっては、金銭的あるいは非金銭的な報奨、懲罰、人事および労務上の措置とが、結び付くよう配慮されていなければならない。そのためにも、業績の目標は、客観的な計数によって表示された、達成可能性のあるものであることが必要である。(p.81)
経済・経営研究所