論文

基本情報

氏名 中村 元彦
氏名(カナ) ナカムラ モトヒコ
氏名(英語) NAKAMURA, Motohiko
所属 会計ファイナンス研究科
職名 教授
researchmap研究者コード
researchmap機関

題名

販売プロセスを対象としたデジタル化の進展による内部統制への影響に関する事例分析―オルビス株式会社における事例分析を中心として―

単著・共著の別

単著

概要

本稿は,オルビス株式会社(以下,O 社という)の販売プロセスを対象として,店頭販
売および通信販売におけるリスク・統制・証憑(監査証拠)を分析し,デジタル化の進展
が内部統制および証憑(監査証拠)に与える影響を明らかにすることを目的とする。具体
的には,業務記述書,リスク・コントロール・マトリクス(RCM),評価で使用する証憑
を入手し,分析するとともに,O 社および親会社である株式会社ポーラ・オルビスホール
ディングスの内部統制責任者・評価担当者等へのインタビュー調査を実施した。これは現
在の販売プロセスの内部統制を構築・運用の中でどのように考えたのか,モニタリングが
どのように機能しているかを検討するためである。
 O 社の分析およびインタビュー調査により,特徴的な点として,まず店頭販売と通信販
売におけるリスク,統制,評価手続の根拠となる証憑が異なること,またIT 統制を活用
していること,モニタリングにおいてCSA とJ-SOX 評価担当者による評価の実施をおこ
なっていることが明らかとなった。また,デジタル化に関して,特に自動化統制の活用に
より効率化と信頼性向上を図っていることが明らかになった。

発行雑誌等の名称

千葉商大論叢

巻・号・掲載ページ(移行用)

発行又は発表の年月

2026/03