「つくし世代」の良さを引き出すために何が必要かを彼らの行動原理から紐解いた書籍。
若者の社会との関わり方を「働き方/恋愛・結婚・家族/政治」という観点から分析。
① 自分が主役になる時代で育った⇒「他力本願から自力本願へ」「慣習盲信から変化受容へ」「失敗も経験、から失敗が命取りへ」
② コミュニケーションは「広く、深く、軽く」⇒入学前から友達作りをするなどつながりの可能性は大きく広げるが、本当に信頼できる人を見極めその人とだけ深いやり取りをする。友達の使い分けをしながら効率的なコミュニケーションを実現するスタイル。
③ お金より大事なもの⇒「人とのつながり」は自ら求めないと手に入らない時代だからこそ、今の若者は積極的に人と心地よくつながっていられる居場所づくりに励んでいる。誰かが一方的に尽くすのではなく、お互いがWinWinの関係でいられる環境を作ることで居心地の良い居場所の実現を図る。
④ 若者がいきいきと働ける環境とは何か⇒個性を認め合う時代変化とともに、特定のものを追求する若者が増え、オールマイティになるより、それぞれが持つ強みを掛け合わせてWinWinに助け合う働き方を好むように進化。そんな彼らを輝かせる3つのポイントは、「若者の文脈に乗る」「できるやつとの接触」「ナナメの関係づくり」。
⑤「身近」なところからしか変えられない⇒若者たちが社会を変えていくためには、まず自分の居場所を良くしたい、という動機を捉えていく必要がある。自分や周りの人が直面している課題に対しては本気で向き合ってくれる若者が増えている。政治や地方創生への関心をさらに高めていくためにも、どう彼らを「自分ごと」と感じてもらえるかがポイントとなる。
⑥ つくし世代の良さを引き出すために⇒若者たちが社会を良い方向に変えていくために、上の世代が彼らとどう向き合えばいいのか。以下の3つのポイントが重要。「もっとオープンに」「コーディネーター人材の育成」「若いうちから主役になれる機会の提供」。