坪井洋文再考 : 「交流の民俗学」にむけて
日本民俗学会 : 第62回年会(東北大学)
本報告は、民俗学者・坪井洋文(1929~1988)の「民俗」把握の方法を把握することを目的とした。坪井による操作概念である「典型」や「類型」をキーワードにすることで、坪井の構想していた民俗学の底流に“交流の民俗学”という志向性があることをあきらかにした。