「OECD資本移動自由化規約の下でのリスク軽減:国家安全保障規制の観点からの諸考察」
資本移動の規制撤廃を原則とする経済開発協力機構(OECD)の資本移動自由化規約(CLCM:Code of Liberalisation of Capital Movements)の下で,そのリスク軽減の手段として,国家安全保障規制をいかに捉えるべきかを考察することを主眼とする。また,よりバランスの取れた国際投資の秩序として,CLCMが機能するための政策提言も試みる。
『千葉商大紀要・第57巻第3号』(千葉商科大学)