「欧州ビール産業をめぐる競争・合併・文化的側面:1960年代におけるHeinekenとCarlsbergによる国際化の端緒」(査読付)
本稿は、近年グローバル化が加速する世界のビール産業を念頭に置き、そうした国際化の動きが始まったと考えられる1960年代に焦点を当て、ヨーロッパにおけるビール産業の構造変化について検討している。そうした変化の中で特に、HeinekenとCarlsbergという二社の企業行動を分析し比較研究を行うことで、ビール産業における初期の国際化のメカニズムを明らかにしている。
博士学位請求論文(明治大学)