「第二次大戦後の日本における音楽産業の形成と発展:音楽記録媒体と音楽ジャンルに関する定量データの分析を通じて」(査読付)
本稿は、第二次大戦後の日本音楽産業について、先行研究を中心に概観し、さらに定量データの分析を加えることで、戦後の音楽産業がいかなる段階を経て展開してきたかを考察するものである。その際、音楽ソフトの生産数量や金額といったデータだけでなく、新譜数やジャンルも併せて考慮することで、より複眼的に戦後日本の音楽産業の展開を分析している。
『経営学研究論集』(明治大学大学院)
第37号、pp.47-66.