「戦間期におけるユニリーバの戦略と組織:世界恐慌に直面するユニリーバを中心として」(査読付)
本稿は、ユニリーバの戦間期における事業に焦点を当て、その中でも、1930年代の世界恐慌という危機にいかに対応したのかということを明らかにするものである。特に、ユニリーバの主要事業である食用油脂事業と石鹸事業を中心に論じ、恐慌という危機に対応して事業を行っていく中で、戦略と組織がいかに変遷してきたのかということを検討している。
『経営学研究論集』(明治大学大学院)
第29号、pp.41-60.