学会発表「ヨーロッパ統合の進展に対する企業行動:1960年代のビール産業におけるHeinekenとCarlsbergを中心として」
経営史学会第50回全国大会(於:文京学院大学)
(単独)本報告では、1960年代のHeineken及びCarlsbergの企業行動について比較研究を行い、当時進展しつつあったビール産業の国際化に対して、両社がいかに対応してきたかを検討するものである。ここでは特に、両社それぞれの国内事情と、ヨーロッパ企業として直面した共通の国外事情との狭間で決定された行動において見出される違いについて検討し、ヨーロッパ統合の進展とヨーロッパ企業の国際化について考察している。