学会発表「経営史研究における文化の概念」
経営史学会第45回全国大会(於:京都産業大学)
本報告では、現在に至るまでの経営史研究において、「文化」という概念がいかに論じられてきたのかを考察したうえで、組織文化や企業文化については限られた研究成果しか提示されていないことを示し、それを取り入れたアプローチの可能性を検討した。経営史において文化を論じるために、学際的検討、組織エスノグラフィーの活用、多様な資料の利用などを提示した。