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エネルギーマネージメントは、工場からオフィースまで企業の様々な領域で重要なテーマとなっている。そこでは単にエネルギーを節約するだけではなく、企業のBCP(緊急時企業存続計画)からエネルギー投資まで社内の複数の部門をつなぐプログラムマネージメントが必須となる。本稿では P2Mのスリーエスモデル(スキームモデル(計画〉、システムモデル〈能力基盤の構築〉、サービスモデル(実践と成果の発現〉をエネルギープログラムマネージメントに適用し、スリーエスモデルで用いることのできる共通のスキルとして、代数的多元簿記記述に基づくエネルギー会計の方法を提案する。これにより、コジェネによる工場のエネルギー運用計画のプログラムマネージメントとそれに基づくデザインが如何に可能となるかを仮想的なケースを中心に示す。 |