論説 「経済教室 貧困・格差をどうするか㊦ ワーキングプア対策急務」
『日本経済新聞』朝刊、27面
貧困状態にある子どもの割合が高まっていることを受けて、子どもの貧困を解消するための方策を提言した。緊急に実施すべきこととして、貧困世帯の生活保護の受給率向上と、ワーキングプアに陥らせるような仕事を無くすことを挙げた。中長期的に求められることとして、労働と生活保護制度の間に防貧機能を強力に果たす新たな社会保障制度を構築することを提唱した。