預金保険料に関する一考察
わが国でも可変保険料率精度を導入する議論が高まる中、現実的な制度を検討することが本稿の目的である。先進国がすでに導入している制度を参考に、わが国で同様の可変保険料率制度が適用されたケースの影響について、銀行の財務諸表を用いて、実証分析を試みた。その結果から、その影響は、それほど大きくないことがわかった。(pp.1-26.)
『研究助成論文集』 (大銀協フォーラム)第10号