消費者金融と利息制限と消費者保護
生活経済学会 研究大会(小樽商科大学)討論者:晝間 文彦氏(早稲田大学)
消費者金融市場は、借り手の需要関数が非弾力的である。現在の上限金利規制はグレーゾーンが存在しており、借り手には上限ギリギリの金利を求めることが多い。ここで社会的厚生を導入することによって、厳格な利息制限法の適用と、消費者保護(借り手の保護)政策の必要性をみる。具体的には、イギリスで導入されているオンブズマン制度の導入を検討した。