・プロジェクトおよびプログラムの予算管理のフレームワークとして、鈴木・松岡(2004)により考案されたProject & ProgramBudgeting(PBGT)の有効性を、内資医薬品製造業での新薬開発業務についての予算管理におけるアクションリサーチにより検証しようとする研究。 ・複数年度に亘り策定されるプログラムとプロジェクトの計画と予算と、年度単位のプロジェクトと部門の計画と予算が、どのように連動しながら予算管理が実施され、予算上の成果が実現するのかを事例を通じて検証した研究。・新薬開発業務全体して、20%の予算削減が、①プロジェクトにおいて活動の要不要の精査が進めやすくなったこと、②プロジェクトそのものの要不要が判断し易くなったことを理由に実現した。このことでPBGTの有効性の検証が進んだ。