『エヴァンゲリオン化する社会』
1995年に発表されたアニメ作品『新世紀エヴァンゲリオン』のコンテンツ分析、資料の分析などを行い、先行する評論をレビューし、これまでの同作品をめぐる議論についての誤りを指摘した。また、同作品を通じて、その後20年間の日本の労働社会の変化について考察した。福利厚生や賃金の上昇などの見返りがない中で長時間労働を強いられる現状、雇用ポートフォリオの変化、女性活躍の現状、人材マネジメントの変化について考察した。
日本経済新聞出版社