「韓国の税制と租税条約」、本庄資編著『租税条約の理論と実務』(本庄資、藤井保憲、田中和子、青山慶二他13名)
第7章第2節 pp.581-595 外国資本の韓国内流入の急増とその後の外国資本が投資資金の回収に際し租税避難處や租税条約を利用し韓国内で租税回避を行っていたことが明らかになったことにより、これまでの韓国の租税政策と租税体系および韓国の租税条約に対する政策と外資導入に関する税制の変遷、租税条約濫用に対応する国内法規定と租税条約濫用防止規定について検討し、租税条約上重要とされる条約濫用防止策としてLOB条項の導入と国内法の整備の問題点について論じたものである。
清文社 pp.581-595