介護老人保健施設におけるICFの視点でのケア内容の検討
第50回日本老年社会科学会(大阪府立大学)
ICFの視点でケアを考えることは、人間を大切にし、その人を尊重した日常生活援助が提供できているのかの実践を測定する基礎的な情報になると考えられる。本研究では、ICFの視点で介護老人保健施設で行われているケア内容を検討することを目的とした。研究成果として、ケア実践者は、摂食や排泄に関する項目はケアの重要性を感じているものの、その人らしさを反映する項目への関心が薄いことが明らかになった。「分析・考察を担当」(研究代表者:阿部隆春、共同研究者:勅使河原隆行 他3名)