「道路のバリアフリー化と生活者にとってのバリアフリー――岐阜県高山市のまちづくりの事例から」
地域社会学会第31回大会
本報告の目的は、車いす使用者のアクセスについて、量的なバリアフリー化の検討を行うことであった。道路のバリアフリー化の整備実績と、個別の店舗や公共施設のバリアフリー化状況とを、地図上で照らし合わせ、店舗や公共施設のうちおよそ7-8割程度の面する道路がバリアフリー化されていることを明らかにした。この際、CADソフトを使用して地図をトレースしたことで、バリアフリーの状況を数値的に把握することが可能になった。