地域包括ケアシステムへの医療・福祉マネジメント人材の育成
国は今後の少子高齢化の進展に対して、地域包括ケアシステムの整備・推進を図ろうとしている。このシステムの原点といわれる広島県御調町では、国保病院が中核機関として40年以上取り組むことで保健・医療・福祉の連携システムを確立した。本研究では、今後の高齢者急増が見込まれる東京都で、大規模社会福祉法人がこの中核機能を担う可能性について調査すると共に、千葉商科大学における医療・福祉マネジメント人材育成について報告した。
CUC View & Vision,No.40,9-14,千葉商科大学経済研究所