ラダーおよびランニング前後のヒラメ筋H反射の変化
本研究では、ラダーおよびランニングを行った際のヒラメ筋H反射の変化について検討し、脊髄運動神経細胞に対する運動効果を明らかにすることを目的とした。ラダーはPreに対してPostの方が有意に抑制したものの、ランニングにはPreとPost間に有意差は認められなかった。これらのことから、素早く、複雑な身体動作を求められるスポーツにおいて、ウォームアップにラダーを行うことはパフォーマンスの向上に有効であると考えられた。
日本スポーツリハビリテーション学会誌4巻1号