バドミントン競技における奥行の異なる的当て課題時のジャンピング・スマッシュの特徴
升 佑二郎、藤野 和樹、林 直樹本研究では、異なる位置の的当て課題におけるジャンピング・スマッシュの動作様式の違いについて検討し、動作を指導する際に有益な資料を得ることを目的とした。的の位置はバックバウンダリーラインからネット方向に1m地点(T1)と(T2)地点とした。分析の結果、奥行の異なる的当ての調整は肩関節外転角度により行われ、手関節角度はおよそ148deg、肩関節外転角度はおよそ120deg、体幹側方傾斜角度はおよそ160degの動作を行うことが望ましいと考えられた。
スポーツリハビリテーション学会誌
6巻9~14