バドミントン競技におけるスマッシュストロークの筋電図学的分析
日本生理人類学会第68回大会
本研究では、大学トップレベルの選手を対象とし、スマッシュ動作におけるスタンディング及びジャンピングの筋活動を比較し、態勢の異なるスマッシュ動作に関する知見を得ることを目的とした。分析の結果、ジャンピングをした際には、スタンディングよりも手関節のスナップ動作に関わる前腕の回内筋の活動が重要であり、また、スタンディングの方がジャンピングをした際よりも棘下筋の負担が大きい動作であることが推察された。