Academic Theses

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Name GON, Eiji
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Title

Individualization of Ageing in Japan: The idea of independent and self-determinative older people

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Sole Author

Summary

本稿は、ウルリッヒ・ベックの個人化論を理論的背景として、日本社会の老年期で進展する個人化について論じている。1990年代以降、日本社会においても再帰的近代化に伴う個人化現象が進展しつつある。老年期において、人々は従来の集団文化に基づく老年観・老人観を否定し、より個人主義的な老年期の過ごし方を志向するようになっている。こうした意識の背景には、「自立」して自己決定できる高齢者像を奨励する言説の存在が指摘される。

Magazine(name)

Asia Pacific Rim of University

Volume

Date of Issue

2007/01