松本大吾、五十嵐正毅、広瀬盛一、「コーポレート・コミュニケーションの情報源がコーポレート・レピュテーションに与える影響―永続的関与を考慮して―」
本研究では、近年、議論が盛んな「コーポレート・レピュテーション」概念の形成について、関与を考慮したメカニズムの検証を行った。構造方程式モデリングによる多母集団の同時分析によって検証した結果、製品カテゴリーに対する関与の違いが、コーポレート・コミュニケーションがレピュテーションに与える影響に違いのあることが明らかになった。最後に、本研究の結果から導かれるインプリケーションを理論的、実務的の二側面から示した。
日本広告学会『広告科学』第54集、1~15頁。