「ドイツにおける介護保障の動向」
ドイツでは2008年から介護改革が推進され、2015年に介護保険の要介護者への給付が改正された。居宅介護の要介護度別認知症患者への給付制度が創設され、給付額は4%増額された。さらに介護と仕事を両立させるための施策が推し進められている。第二介護強化法案が2015年に成立すれば、2017年から「要介護の概念」、認知症を考慮した「要介護度」、「新評価判定」(NBA)及び「給付」について新制度が導入される。
『健保連海外医療保障』
No.1071~10