「ドイツの公的介護保険のシステムと現状」
国際公共経済学会(第15回大会) 追手門学院大学
ドイツの介護保険制度ならびに施行後5年後の現状分析とヘッセン州マールブルク・ビーデンコプフ郡での要介護者とその家族ならびに介護事業者へのアンケート調査結果について報告した。日本への示唆として、1)第三者評価システムのさらなる発展2)社会福祉関連のボランティアに関する法の整備と介護タクシー等の拡充3)他の社会保険制度との被保険者の加入義務年齢の格差と、低所得者対策の保険料減免制度の見直し4)現金給付の実施5)家族介護者への政策について言及した。