自動計算システムによる輻射補正計算におけるスレプトンの非線形ゲージ固定項の有用性
日本物理学会 第67回年次大会(於 関西学院大学)
ファインマン振幅の自動計算システムGRACEを用いて,MSSMの電弱相互作用に対する1閉栓図形レベルの輻射補正計算を行う場合,計算方法の正しさを保証するための検査方法を確立するために,非線形ゲージ固定項をスレプトンセクターに導入し,GRACEにこれを実装して,ゲージ不変性を数値的に検査することで,繰り込み処方の妥当性について検討可能となることを示した。共同発表者:神保雅人(登壇者),石川正,黒田正明