ILCにおけるe+e-→Zhの高次補正を用いた制限されたMSSMシナリオの検証可能性
日本物理学会講演概要集 71巻1号第1分冊
stop1粒子の質量が300GeV程度と軽いシナリオ及び1800GeV程度と重いシナリオについて,dark matter密度,ミューオン異常磁気能率のSM予言値からのずれ,LHCの直接探索の結果等の実験からの制限を説明できるMSSMパラメータを選び,GRACE/SUSY-loopを用いて重心系エネルギー250GeV,500GeVでのZh生成断面積を1-loopレベルで計算して,ILCでの検証可能性について検討した。共著者:市川晶裕,國府田優作,藤原健人,近匡,神保雅人,石川正,栗原良将,加藤潔,黒田正明 p.62