GRACE/SUSYを用いたMSSMにおけるILCでの単独ヒッグス生成の解析
日本物理学会講演概要集 69巻2号第1分冊
ILCに於ける電子・陽電子衝突実験で,偏極ビームを用いた単独ヒッグス生成(ヒッグス粒子及びニュートラリーノ1対の生成)反応の断面積の計算をGRACE/SUSYを用いて行った。ヒッグス粒子の質量として126GeVを実現し得る3つのシナリオに対して計算を実施し,標準理論によるバックグラウンド過程の抑制及びシナリオの区別のためには偏極電子ビームが有用であることを示した。共著者:藤原健人,国府田優作,近匡,神保雅人,石川正,栗原良将,加藤潔,黒田正明 p.20