「戦略に対応したHRMの有効性-戦略的人的資源管理の理論的枠組」
これまでのSHRM研究の重要な問題点は、戦略やHRMが経営システムの中でどう位置づけられ、いかなるプロセスで業績達成につながるのかということに対して、実態に即した理論的枠組が提供されていなかったことにある。 そこで、本稿では、経営戦略、HRM、業績の視点から先行研究を整理し、これまでに指摘された研究上の問題点を検討し、「戦略に対応したHRM」の新たな枠組を考察した。
『千葉商大論叢』
第47巻第2号