マーケティング・チャネル論における組織動学的接近-行動論
前期学術論文12.に引き続き、行動論の区分に位置する組織動学的接近を主題とする研究の前編である。組織動学的接近の確立期の理論を検討し、これ以降に登場する流れを3つに整理した。第1は行動次元諸概念の明確化、第2は組織間関係の一般モデルの創造、第3は組織間関係の特定側面への傾注である。そして、これらのうち第1の行動次元諸概念の明確化という流れについて論究した。
『朝日大学経営論集』第9巻2号、朝日大学経営学会