「台湾におけるエシカル・シンプリファーの自己アイデンティティの構築要因」
本研究の目的は,台湾の消費者がエシカル・シンプリファー(ethical simplifier)としての自己アイデンティティを構築する要因をそのプロセスから検討することにある。具体的には,台湾の消費者に対するグループ・インタビューとデプス・インタビューによる定性調査を用いて,ボランタリー・シンプリシティ(voluntary simplicity:VS)と倫理的消費(ethical consumption)の実践を通じて,自己アイデンティを構築するプロセスからその要因を明らかにする。
『千葉商大論叢』
第57巻