AIやICTの進展により、簿記会計をめぐる環境は大きく変わってきている。特にコンピュータ会計は導入当時とは大きく変化し、会計業務にも多大な影響を及ぼしている。こうした変化が、複式簿記のシステムにどのように作用してきているかを他面的に検証した研究報告書である。日本簿記学会2018-2019年簿記理論研究部会の最終報告書。
部会長:岩崎勇
メンバー:坂上学、島本克彦、高須教夫、千葉啓司、村上翔一
担当箇所:第5章 ERP、RPA、クラウド会計の進展と会計情報システムとしての複式簿記(53-66頁/全130頁)