「大学における会計教育導入段階の意義とその変化-コンバージェンス時代における簿記教育の意義-」
日本会計研究学会第67回大会自由論題
我が国の会計制度は、IAS/IFRSへのコンバージェンスないしは適用を控えて、大きく変化してきている。こうした動きの中、大学における会計教育、とくに初期段階の導入教育がどのようにこの変化に対応していかなければならないかを検討した。国際的な会計基準に大きな影響を与えてきた米国における現状と、従来伝統的に米国などの会計基準とは異なる体系の会計基準を有していたドイツにおける現状を我が国と比較する形で論じている。