「大学における簿記教育の問題点の整理と対策案の提示」
日本簿記学会第29回全国大会
複数の大学の学生590名に対して、簿記学習上の困難点に関するアンケートを実施した。また、大学一年で必修の簿記を担当している教員に対してもアンケートを実施した。これらのアンケートに対する回答を分析した結果、初年度から取り扱っても効果が薄い項目、教員と学生とで難易度に関する意識が異なっている項目などが明らかになった。こうした知見は、簿記のより効果的な教育に資するものと考える。