「EUの金融市場と金融市場統合 - 単一市場と資本移動 -」
EUにおける金融市場の統合、すなわち単一市場形成と資本移動自由化の過程について分析した。その中で、統合が深化しクロスボーダー取引が活発化した現在、原籍国監督の枠組みでは当局による監督機能が十分発揮できていない等の問題点が生じていることを指摘した。※共著者: 山村延郎※共著者素案をもとに、全ての章を執筆。その後、共著者により推敲がなされた。
高屋定美編『EU経済』(ミネルヴァ書房)