環境情報政策と政策ネットワーク分析
科学研究費補助金中間報告書「環境ガバナンスにおける合意形成と利害調整プロセス」
政策評価の実施は、政策の問題点を洗い出し、政策の手法や内容を改善・更新することが期待できる。一方環境政策など、複雑かつ複合的な要素から成り立っており、対処策も多種多様にわたる。この複雑かつ複合的な問題を包括的に政策の立場から分析しようというのが「環境ガバナンス」である。このガバナンスの視座から情報提供や政策過程での主体と政策領域の関係を分析するものとして、環境ラベルを事例とし、政策ネットワーク分析を考察する。