Takeshi Nakagawa, Masaaki Okuda, Hitoshi Yonenobu, Norio Miyoshi, Toshiyuki Fujiki, Katsuya Gotanda, Pavel E. Tarasov, Yoshimune Morita, Keiji Takemura, Shoji Horie. 琵琶湖から得られた過去40万年間の花粉分析データから定量的気候復元を行い、東アジア地域の気候に大きな影響を与えているモンスーンの変動を解明した。モンスーン変動のサイクルは10万年周期と考えられる氷期間氷期サイクルのほかに、2.3万年周期の地球自転軸の歳差運動が関与している可能性が明らかとなった。