Academic Theses

Basic information

Name GOTANDA, Katsuya
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Title

バイオマイゼーション(Biomization)法を用いた日本列島の過去2年間のバイオーム分布復元(I)九州

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Joint Author

Summary

過去に行われた花粉分析データから、バイオマイゼーション法を用いて、過去2万年間の九州地方の古植生分布図を1000年毎に作成し、九州地方における時空間的植生変遷を明らかにした。本研究から、九州地方では最終氷期最寒冷期には冷温帯針広混交林が広がっていたが、その後の温暖化により九州南部から西部を経由して暖温帯常緑広葉樹林が進出してきたことが明らかになった。九州地方西部への暖温帯常緑広葉樹林の進出が東部への進出よりも早いことから、最終氷期最寒冷期における暖温帯常緑広葉樹林の逃避地は、屋久島付近だけではなく甑島付近にも存在していた可能性が高い。

Magazine(name)

地学雑誌

Volume

Date of Issue

2006/04