企業財務に対する退職給付債務の負担予測
14頁。平成12年4月以降に開始する事業年度から退職給付会計が導入された。退職給付は大企業では主に企業年金で準備されているが、運用環境の悪化により予定利率どおりの運用実績が達成できず積立不足に陥っていた。その状況下で退職給付会計が導入され、企業年金の積立不足が企業財務にストレートに反映されることとなった。その際の企業の負担予測を行い、問題の重要性の認識と今後の積立不足対策の重要性を提言した。
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