生活設計の視点から見た確定拠出年金の課題
16頁。確定拠出年金法の概要がみえてきた段階で、日本に確定拠出年金が導入されたことによって、サラリーマンの生活にどういった影響が出るかを予測した。確定拠出年金は、運用実績次第で年金額が変動するため、60歳時点で受給できる年金額が確定しない。それは老後の資金計画を立てにくくする。また従業員自身が運用を行うため、投資経験が少ない従業員に適しているかどうかの懸念もあり、その2つの問題点を補う対策立案の必要性を提言した。
研究所機関誌