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Basic information

Name SAGARA, Yoichiro
Belonging department
Occupation name
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Title

エモーショナルストレスが目撃証言に及ぼす効果(5):保持期間と保持内容の相互作用について

Sole or Joint Author

Joint Author

Date of Issue

1997/09

Conference Presentation(name)

日本心理学会

Summary

前報(越智・相良, 1997)に続いて,より詳細な分析を行なうため,再認テスト項目を中心項目・周辺項目・背景項目などに分け,それぞれに関し遅延条件別に正答率を集計した.その結果,ストレス喚起により,中心的事物に関する記憶は,刺激提示直後では抑制されるものの,保持間隔が延びるにつれ促進的な効果に転じ,他の周辺的な事物の記憶に比べて取り出されやすくなることが分かった.この結果は,従来提唱されていた諸説の理論的な対立を解決するための手がかりになるものと思われる.

Subject1

Subject2

Subject3