青年期の時間意識:学習場面に対して(相良陽一郎・相良麻里)
日本教育心理学会第47回総会発表論文集,339
大学生が定期試験のための勉強をする場面で,道具的時間意識と即自的時間意識(丸山, 1993)のどちらが良い結果に結びつくのかを検討するため,質問紙調査を行った.その結果,即時的時間意識をもって学習した科目は良い結果と結びついていることが判明した.また,実際の学習時間量は結果の良し悪しとあまり関連していないことも分かった.この結果をもとに,時間意識の重要性について検討を行った.