友人関係における性差
第65回日本心理学会
青年期の学生を対象に、友人に対する期待や共感性を質的に検討した。その結果、女性は、友人に対して共感し援助することを当然のことと考える傾向があり、その期待に相手が応えてくれない場合は、失望や憤りを感じることが示唆された。一方、男性は距離を保った友人関係を持ち、相手に依存したり、弱みを見せることを避けたいと思っていることが示唆された。