「少子高齢化時代の財源選択」
わが国は急速に少子高齢化社会になりつつある。国家は財政活動を行うために安定した税収を確保しなければならないが、少子高齢化社会の到来を踏まえて望ましい税制を構築しなければならない。本稿は、上記の視点から所得・消費・資産の三つの課税ベースに対して、公平と効率の観点から21世紀の望ましい税制を展望した。
『新財政学』文眞堂
第Ⅲ部第13章所収