Academic Theses

Basic information

Name KURIBAYASHI, Takashi
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Occupation name
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Title

「国際課税」

Bibliography Type

Sole Author

Summary

1966年に公表されたカナダのカーター報告では、既に国際課税の問題が議論されていた。そのエッセンスは、カナダ人の外国源泉所得の課税に関して、他の種類の所得と同様に完全な累進税率で、課税の繰延を最小限にし、タックス・ヘイブンに用いられている現行のループ・ホールを解消し、カナダの国際的資本フローを妨げないことであった。今日グローバル経済を背景に、国際課税は重要なトピックスとして最新の研究がなされているが、カーター報告はその歴史的な出発点なのである。

Magazine(name)

『カーター報告の研究-包括的所得税の原理と現実-』五絃舎

Volume

第9章所収

Date of Issue

2005/02