移動体を考慮した情報共有システムの設計と実装
情報処理学会モーバイルコンピューティング研究会 98-MBL-7-3
(査読無し会議)石井徹、植原啓介、渡辺恭人、村井純本研究では、回線の切断・高遅延状態を利用者が意識せず、ファイルを複数ホスト間で共有することのできるシステムを提案し、その評価を行った。特に不安定な通信環境によって生じる障害を軽減することを考慮し、システムを設計・実装した。本論文では、最初に現在の移動体通信環境に適したファイル共有システムの必要性と、現存のファイル共有システムの問題点を述べる。そして、問題点解決法を提案し、それに基いた実装を行う。